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当社は昭和40年、個人企業として発足し、溶接金網の製造・販売を始めて以来、幾多の変遷を経て、昭和48年5月、有限会社中国金網工業とし、また組織変更を行い、昭和62年、中国金網工業株式会社として経営基盤の強化を推進してまいりました。当社の製造しております溶接金網は、つい最近まで鉄筋コンクリート補強材の補助的な材料として取り扱われてきました。しかし、欧米では古くから本格的に使われており、スラブや壁の配筋は、溶接金網のほうが主流とさえいわれています。
近年、わが国でも建築工事の合理化の一環として、鉄筋工事の合理化が要望され、溶接金網もこの面から見直されてきますと共に、ここ数年、建築の分野で基礎材としての地位を着実に固めております。日本建築学会の構造計算基準では、SD30級の異形鉄筋と同等の許容引張応力度(2000kg/m2)があたえられています。
当社ではこのような状況を反映して需要家の皆様のご要望に沿うべく、日夜技術と品質向上に努力を傾注しております。お陰をもちまして、皆様のご支援ご鞭撻により、順調な歩みを続けておりますが、今後さらに一段と設備の改善、改良を積極的に行い、良質製品の生産と地域社会の共存に努力を傾ける所存でございます。 今後ともいっそうのご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
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